シューズレビュー

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  • インフィニティラン2
    ナイキが「怪我ゼロ」を目指して作ったシューズ。アッパーはフライニット、今作はシューレースとサドル部分にかけてフライワイヤーが搭載され、フィット感が向上しています。前作に比べ、履き口周りと踵周りのボリュームが増し、前作では一体型だったシュータンも一部独立した物になっています。ミッドソールはリアクトフォームを使用しています。ドロップ差は9㎜と前作と同様です。踵部分のヒールクリップが大型化し、補強もしっかりと入っているため着地時の安定感が増しています。重量はアッパーのボリュームが増した事と、耐久性のためアウトソールのラバー面が多いため25.5cmで約255gでした。走り心地のファーストインプレッションは「分かりやすいシューズ」でした。着地時にリアクトのクッションを感じ、ドロップ差とロッカー構造によりコロンと転がり、最後にリアクトの反発で弾みます。特にクッション感が気持ち良く、それでいて沈み込む感じも無く反発を感じられるため走っていて楽しいシューズです。前足部の接地面積が広く、安定感があり、着地も自然とミッドフットに誘導されるような感覚があります。決してスピードを出すためのシューズではありませんが、普段のジョグからLSDやリカバリーなどゆっくり走ったり、長く走るのにもってこいのシューズだと思います。履き心地の面でアーチの部分を持ち上げるようにサポートが強くなっているのでここは好みが別れるかもしれません。定価は19250円(税込)ですが今はインフィニティラン3が出て旧モデルとなっているためお安く手に入るかもしれません。
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